データ収集

データ収集とは、ログインや財貨獲得といったゲーム内でプレイヤーが行う行動に関する情報を集めることです。データ収集はクライアント側で行われ、SDK内のゲームスクリプトに含まれた関連メソッドを呼び出して行います。収集されたデータはデータ分析のベースとなり、これに基づいてカスタムオファーやAIショップオファーが作成されます。

これ以降、データ収集についての説明はゲーム神弓のデモ版が含まれているSDKをインストールしたという仮定の下で行います。

サンプルスクリプトの場所

データ収集に必要なメソッドの殆どはTPStashEventクラスに含まれています。TPStashEventのサンプルを確認するにはPlayer.csをご覧ください。Player.csはShelterSceneのPlayerゲームオブジェクトのコンポーネントスクリプトで、Assets/ShingGoongDemo/Scripts/TentuplayRelated/に保存されています。

ShelterScene location1
フォルダー内のShelterSceneのパス
ShelterScene location2
ShelterScene内のPlayerゲームオブジェクト
ShelterScene location3
Playerゲームオブジェクト内のPlayerスクリプトコンポーネント

収集メソッドの使用

データを収集するには TPStashEvent クラス内でゲームイベントに合わせてメソッドを呼び出す必要があります。

代表的なゲームイベントには登録(join)とログイン(login)があります。以下のサンプルスクリプトでTentuPlayを初期化し、会員登録とログインを収集するためのメソッドの作成方法を確認することができます。このようにイベントごとにコードを1行追加することでデータを記録することができます。

登録とログインイベントを収集するためのメソッド作成例
using UnityEngine;
using TentuPlay;
using TentuPlay.Api; // データ収集やアップロードのためにTentuPlay.Apiを呼び出します。TpStashEventを使用するスクリプトでは必要不可欠です。
using UnityEngine.UI;

public class ExampleJoinScript : MonoBehaviour
{
    // TentuPlayのログ記録に使われる変数を定義します。
    private string player_uuid = "TentuTestPlayer";  // player_uuid は個別のプレイヤーを識別するための値です。

    // 最初のフレームアップデートの前にStartを呼び出します。
    void Start()
    {
        // TentuPlayを初期化します。
        TPStashEvent myStashEvent = new TPStashEvent();

        // 新規加入イベントを呼び出す際にTentuPlay Joinイベントを記録します。
        myStashEvent.Join(player_uuid : player_uuid);

        // ユーザーのログインイベントを呼び出す際にTentuPlay Loginイベントを記録します。
        myStashEvent.PlayerLogin(player_uuid : player_uuid,
            app_version : "1.0"  // 既定値は空です。ゲームクライアントのバージョンを記録します。
            );

    }

}

データのアップロードに成功すると、以下のようなUnity Editorのコンソールにログが記録されます。

check uploads

その他メソッドの詳細に関して 参照ドキュメントをご覧ください。

サポートが必要な場合

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